まず、スリーアールモールドを準備します。
予め現場名記入シールに 邸宅名・採取場所等 を記入しておきますと取り違いを防げます。
外筒部・内筒部に、シリコン系・油脂系等の潤滑剤をまんべんなく塗布して下さい。
塗布をしないと抜けにくくなる場合があります。
有機溶剤系(シンナー・ベンジン等)は、使用しないで下さい。
小手・へら等でスリーアールモールドに改良土を詰めて下さい。
有る程度投入したら、下の堅いところでタッピングを行って下さい。その際、目視にて充填状況(すきま等)を確認して下さい。
表層改良現場の供試体転圧は過度にならないように注意してください。
過度な充填・転圧は、内筒管の液ダレ、破損、稀に供試体が取出せなくなる事があります。
[液だれをおこしている例]
[充填が成功している例]
※改良土が隙間から出ないように注意してください。
キャップをして、採取完了です。
外筒管下部にある小窓(両サイド有り)から見て内筒管との隙間が少ない(低い)方からマイナスドライバーを差し込んで内筒管をテコの要領で持ち上げて下さい。
ドライバーは、柄が長めの物、先端の幅が広い物(1cm程度)をお薦めします。
外した際に、改良土が内筒管・外筒管の隙間等に付着しますのでウエス等(柔らかい物)にてふき取って下さい。
綺麗に掃除完了しました。
又、現場にてご使用下さい。